Museum of Niigata Univ. Phys. & Eng.

旧制長岡高等工業学校の物理関係の資料

 現在,旧教養部物理教室が管理する資料は概数で100点程度,また,工学部旧共通講座が管理する資料件数は小物を含め約170点ある。これらの資料の特徴は,「旧制の両学校の間で類似・共通する物品が極めて少ない」という点にある。このことは,理学部の前身である旧制新潟高等学校の物理教育の理念と工学部の前身である旧制長岡高等工業学校の理念に差異があったためと想定される。

旧制新潟高等学校関係の資料はコラムをピンク色
旧制長岡高等工業学校関係の資料は黄色として分類して表示した。

また,このページでは実験器具を昭和25年発行の教科書「物理学」の項目に沿って分類してみた。
1巻: 量と測定,力学,物性,熱学
2巻: 振動,波動,音響,光学
3巻: 電気と磁気,電子とX線,量子と原子,時間と空間
その他: 教科書「物理学」に記載されていない器具。

付録:国際単位系のはなし

1巻: 量と測定,力学,物性,熱学
巻とページ:教科書「物理学」の巻とページ
(お断り:表の写真に一部不整備の箇所があります。)

保管されている物品台帳
物品監守簿(大正14年6月)と物品管理簿 その記載例
物品管理簿(背表紙は物品監守簿) その記載例

ページ 実験器具(拡大) 器具名と説明 備考(購入価格など)
1-p5 メートル原器(prototype metre)
説明:「メートル」の定義と歴史
メートル原器のレプリカである。1メートルの長さだけが刻印されていることが分かる。 現在は「決められた時間での真空中の光の速さの進む距離」で定義され普遍性が得られるようになった。
S.7.6.22
\100
旧制長岡
1-p7 キャリパー (caliper)
図書: 工場等では俗にノギスという。色合いからも分かるが,物体を挟む部分と尺の部分の材質が異なっている。主尺・副尺は温度の変化で伸縮しないインバー合金が用いられているが,物体を挟む部分は安価な鋼鉄材料が使われている。
S.14.2.17
\10
旧制長岡
1-p8 マイクロメータ (micrometer)
図書: ラチェットの部分(説明図E)は「すべり」を利用したものになっている。また、副尺は100目盛りとなっている。現在のラチェットは物体を挟む力を一定にしようとする工夫がされており,副尺も50目盛/1回転となっている。
旧制長岡
1-p9 球面計 (spherometer)
図書: レンズなどの球面の曲率半径を測定する。
T15.6.10
\66
旧制長岡
1-p10 コンパレータ (comparator)
図書: 相接近した2本の線状の間隔などを測定するために作られた。
S.4.2.25
\994
旧制長岡
1-p10 コンパレーター (簡易)
簡易型のコンパレーター。
S.16.6.30
\500
旧制長岡
1-p10 ミクロスコープミクロメーター
T.14.2.19
\288
旧制長岡
1-p10 顕微鏡
遊尺顕微鏡
読みとり顕微鏡ともいう。顕微鏡の向きを変えることも可能である。
S.20.12.24
\980
旧制長岡
1-p10 顕微鏡
遊尺顕微鏡
遊尺顕微鏡には様々なタイプのものがあります。測定の目的に応じて工夫されてきたものと思われます。
S.2.9.29
\190
旧制長岡
1-p10 顕微鏡
S型 読み取り
S.15.6.28

旧制長岡
1-p10 カセトメータ (cathetometer)
図書: 目標を望遠鏡内の十字線に合わせることで,2点間の「垂直距離」を測ることができる。望遠鏡を「垂直」に移動することが測定のポイント。
S.15.6.25
\1,100
旧制長岡
1-p11 kg原器 (unuit of mass)
説明:「キログラム」の定義と歴史
kg原器のレプリカである。このkg原器は1889年の第1回総会で定義・承認され,現在に至っている。当時のメートル原器と同じ材質Pt90重量%Ir10重量%合金で作られた。
S.7.6.22
\40
旧制長岡
1-p14 天秤 (balance)
図書: 現在では高感度の電子天秤が用いられるが。 実験の遂行の中でも,最初に「質量」を測定し,最後に「質量」に変化がないか確認するなど,質量の測定は実験の基礎でもある。
T.13.3.25
\640
旧制長岡
1-p14 分銅
精密天秤の分銅。保存状態の良いものを残している。
旧制長岡
1-p14 分銅
精密天秤の分銅。保存状態の良いものを残している。
T.14.9.11
\46
旧制長岡
1-p14 分銅
精密天秤の分銅。保存状態の良いものを残している。
旧制長岡
1-p14 天秤
調剤用5kg
大型の天秤である。専用の分銅もまた大きい。
T.14.1.29
\46
旧制長岡
1-p18 ストップウオッチ (stop watch)
説明:「時間」の定義と歴史
経過時間の測定に不可欠なものでした。1967年の第13回総会まで,時間の定義は天文観測を基準として定義され,時間の単位である「秒は地球の自転」による定義が用いられていた。シュシッド製
S.4.3.8
\60
旧制長岡
1-p18 デッキウオッチ
一般には見慣れない時計である。船舶用のデッキウオッチと思われる。
T.14.119
\140
旧制長岡
1-p18 時計
懐中時計。昔はある大学ではこの「金時計」や「銀時計」は首席の証となっていた時代もあった。
旧制長岡
1-p20 メトロノーム (metronome)
図書: 音楽などで一定の時間ごとに音で合図することが一般であるが,この器具の場合には電気的な信号も取り出せるようになっている。
T.13.12.1
\17
旧制長岡
1-p33 経緯儀 (theodolite)
図書: 2点間の水平および垂直の「角距離」を測る。本体を「水平」に設置することが測定のポイント。
S.2.10.15
\320
旧制長岡
1-p34 面積計 (planimeter)
図書: 面積を測る場合には、現在でも使われている。測定の基本原理は「積分法(数学)」にある。極(O点)が測定する面積の外に置くか、内側に置くかで補正が必要となる。この他、面積を測定する方法として均質な紙を切り抜きその重さから求める方法などがある。
旧制長岡
1-p194 ジャイロスコープ (gyroscope)
図書: 物体の回転運動の理解には,回転の運動エネルギーと角運動量の概念を理解することが重要で,ジャイロスコープは最適な教材である。
T.14.3.31
\32
旧制長岡
1-p229 浮秤 (areometer or hydrometer)
図書: この器具は標準浮力計であり,全セットがそろっている貴重なものである。
T14.10.6
\110
旧制長岡
1-p233 水銀気圧計(mercurial barometer)
図書: 気圧の単位の1つである、mmHgが測定できるが、その際に水銀の液面が変化しないことが重要にある。この気圧計では水銀が皮の中に入っており、水銀の液面を象牙の先端に触れるように液面を調整することで正確な気圧を測定することができる。
旧制長岡
1-p266 表面張力(surface tension)測定装置
図書: 表面張力測定方法の原点である。この他、接触角の測定や毛細管現象を利用した方法など方法がある。
T.14.11.25
\120
旧制長岡
1-p283 寒暖計(thermometer)
図書: この器具は標準寒暖計であり,全セットがそろっている貴重なものである。
旧制長岡
1-p316 湿度計(hydrometer)
図書: 湿度の管理は,例えば菌類などの栽培には大切である。現在ではいろいろなセンサーが開発されている。なお,湿度の定義は大気中の1m3が含む水蒸気の質量をg単位の数値をもって絶対湿度を表している。
S.17.6.1
\255
旧制長岡

2巻: 振動,波動,音響,光学
巻とページ:教科書「物理学」の巻とページ
ページ 実験器具(拡大) 器具名と説明 備考(購入価格など)
2-p6 単弦琴(monochord)
図書: 振動現象や波動現象を観察する上で,「節(node)と「腹(loop)」はその基礎であり,この器具を使うことでそれらの「位置」を簡単に認めることができる。
S.2.2.4
\16
旧制長岡
2-p15 開管と閉管(open & closed pipe)
図書: 気柱の振動現象の実例である。気柱振動を議論するには,振動数の式に含まれる弾性率を気体の圧力と体積との関係で算出する必要がある。その際,振動は十分迅速に行われていることから,断熱状態方程式を用いればよい。
旧制長岡
2-p18 振動板(membrane) 円,方形 
図書: 2次元の振動状態(節と腹)を観察することができる。
T.14.3.31
\6
旧制長岡
2-p81 おんさ(tuning fork)
図書: おんさは普通一端の開いた共鳴箱に固定されている。この木箱の長さは音の波長の1/4に等しく作られている。
参考:耳の解説から
T.14.3.31
\40
旧制長岡
2-p99 プルフリヒ屈折計(Pulfrich's refractometer)
図書: 光の全反射の関係を利用して透明な固体や液体の屈折率が測定できる。
T.14.11.24
\259
旧制長岡
2-p99 屈折計 アッべ氏(Abbe)
物質の光に対する屈折率を測定する装置で,屈折率が既知の物質と光学的に接触させ,その境界面での全反射を利用して測定するもので,アッベ,プルフリヒなどがある。アッベは液体や粘性体の屈折率の測定に用いられる。Ernst Abbeはカール・ツァイス社で多くの科学的な業績を残したことでも知られている。
T.14.3.3
\558
旧制長岡
2-p102 プリズム(prism)
図書: 光の分散(スペクトル)が観察できる楽しみがある。
参考:プリズムの分解能 
旧制長岡
2-p102 プリズム(prism) 大型 台付
図書: 大型のプリズムで見る分散光(虹)はきれいです。恐らくこれを見せるために教材用に購入したものと思われる。
S.5.12.19
\7
旧制長岡
2-p102 プリズム 岩塩(rock salt)
岩塩の性質:劈開面は(100),脆く硬さも2.5で水分に弱い。赤外領域の分散用プリズムとして用いられる。
S.5.1.13
\33
旧制長岡
2-p102 プリズム 水晶
水晶は紫外線領域の分散用プリズムとして用いられる。旋光性の影響をなくするため右水晶と左水晶を張り合わせたCornuプリズムがある。
S.9.1.9
\20
旧制長岡
2-p102 プリズム 大
分散用のプリズムとしては頂角が60℃のものが多い。可視光線に対しては分散の大きいフリント系の光学ガラスが用いられる。
旧制長岡
2-p102 プリズム(prism) 定偏角
プリズムは用途により大きく3種類に分けられる。分散を利用して光を分ける,全反射を利用して光の進行を変える,偏光を作るために用いるである。定偏角は分散用で,すべての波長の光に対して一定の最小偏角をもつようにしたものである。Abbe, Pellin-Broca, Cornuなどがある。
旧制長岡
2-p102 Projektions Prism
射影用のプリズム。旧工学部物理教室には工学系の機器が多くあった。


旧制長岡
2-p104 分光計(spectrometer)
図書: プリズムや回折格子を用いて光のスペクトルを観察する。学生実験ではコリメータの役割や光軸の調整など苦労も多い。 
S.4.12.26
\255
旧制長岡
2-p111 凸面鏡・凹面鏡(convex mirror/concave mirror)
図書: 凸面鏡は車のバックミラーに凹面鏡は拡大鏡として身近にある。光学の基本的な概念である「焦点」と「実像・虚像」を理解する教材として用いられた。
旧制長岡
2-p117 レンズ(lens)
図書: 光学百種実験器具GS式で凸レンズや凹レンズを含めいろいろな種類がそろっている。カメラなどにはこれらのレンズを巧みに生み合わせたり表面処理をして用いられる。これは球面収差,歪曲収差や色収差などを無くすためである。
S.11.2.10
\87
旧制長岡
2-p117 レンズ
クオルツ
水晶は紫外線領域に用いられる。
S.16.12.27
\43
旧制長岡
2-p154 分光器(spectoscopy)
図書: 現代物理学の発展に分光器の果たした役割は大きい。例えば,「スピン」の発見は原子スペクトルの微細構造に起因している。このスピンは理論的にはPauli(1924)がスピン行列を用いて表現し,その物理的な意味はDirecの相対論的な量子力学で明らかにされた。
旧制長岡
2-p154 直視分光器 (direct vision prism)
図書: ハンドヘルドタイプの小型の分光器であり,眺めているだけで楽しめる。
S.4.10.4
\110
旧制長岡
2-p154 直視分光器 (direct vision prism)
図書: ハンドヘルドタイプの小型の分光器であるが,色紙などの分光に使用するものと思われる。
T.13.10.6
\39
旧制長岡
2-p165 波長分光器 (Wave length spectroscope)
図書: 特殊タイプのプリズムを用い、あらかじめプリズムの位置と波長の関係を測定しておけば逆にプリズムの位置を読むことで光の波長を知ることができる。 
T14.9.10
\781
旧制長岡
2-p179 顕微鏡(microscope)
オリンパスUCE
図書: 光学器械の代表的な器具の1つであるが,目的に応じ様々な種類の顕微鏡が開発された。
S.16.3.24
\799
旧制長岡
2-p179 顕微鏡
金属表面検査用
金属表面を検査するための,いわゆる拡大鏡である。
T.14.10.22
\50
旧制長岡
2-p179 懐中顕微鏡
携帯用の顕微鏡である。野山で本領を発揮する。
T.14.2.16
\25
旧制長岡
2-p179 スピンサリスコープ
旧制長岡
2-p183 金属顕微鏡(metallurgical microscope)
図書: 金属は不透明であるので,接眼側から光を当て,その反射光を観察する。金属試料の表面は観察目的に応じ様々な研磨や腐食処理が施される。
旧制長岡
2-p190 写真レンズ(photographic)
図書: Carl Zeissといえばあこがれのレンズであった。ドイツの光学機器製造メーカである。アッぺ(1886)により収差の無いレンズが開発されたことによる。 
S.11.10.22
\148
旧制長岡
2-p190 写真機
ミノルタ 大名刺 旧工学部物理教室には機能や性能の異なる写真機が何台か存在していた。
S.16.12.18
\370
旧制長岡
2-p222 光度計(photometer)
フリッカー
説明: 歴史的には光度計で高温体の温度を測定し,その結果がPlanckの量子論に結びついたことはあまりにも有名である。 
T.14.9.10
\85
旧制長岡
2-p235 マイケルソンの干渉計 (Michelson's Interferometer)
図書: 光源より出た光波をガラス板によって互いに垂直の2方向に分け、これらをそれぞれ平面鏡で反射させてから再び会合させて干渉縞を作らせる。
旧制長岡
2-p237 ルンマーゲールケ板 (Lummer-Gehrke-Plate)
図書: スペクトル線の間隔を広げて観察するために用いるものである。すばらしい工夫である。
旧制長岡
2-p248 回折格子用台
回折格子をセットする台である。
S.13.3.29
\24
旧制長岡
2-p257 凹面格子(concave grating)
図書: この格子は凹面であるためレンズを用いずに回折光を1点に集めることができることから,いろいろな用途が考えられそうである。我々が目で認識している像を得るためには,回折波を1点に集めるレンズが必要になる。このレンズの役割は,数学的にはフーリエ積分に当たる。 
旧制長岡
2-p258 階段格子 (Echelon grating)
図書: この格子は,Wood(1910)の考案によるもので,Alの蒸着膜に溝を切る方法で発達するようになった。赤外領域に主に用いられる。
T.14.9.10
\213
旧制長岡
2-p272 限外顕微鏡 (Ultramicroscope)
図書: 分解能を限界まで高めた顕微鏡。ブラウン運動を観察するにはもってこいである。微粒子の回折像が暗視野の中に輝く星のように見える。超顕微鏡ともいう。
旧制長岡
2-p274 方解石(calcite)
図書: 方解石を通して物体を見ると通常2重(複屈折)に見える。これは方解石の結晶構造と深く関係している。この方解石もある特殊な方向(光軸)から見るとこうした複屈折は認められない。
旧制長岡
2-p274 波長板
1/4
光の位相を変えるためのもの。
T.14.7.13
\25
旧制長岡
2-p274 水晶板
T.15.11.13
\50
旧制長岡
2-p274 平面平行硝子板
5*5*1cm
S.8.11.13
\370
旧制長岡
2-p280 ニコルプリズム (Nicol's prism)
図書: プリズムは用途により大きく3種類に分けられる。分散を利用して光を分ける,全反射を利用して光の進行を変える,偏光を作るために用いるである。ニコルプリズムは偏光を作るために工夫された。
T.13.10.3
\88
旧制長岡
2-p283 ネーレンベルグの偏光器(Nerrenberg's polariscope)
図書: 偏光現象を観察する器具の1つである。偏光子と検光子をガラス板としている。 
S.13.3.26
\35
旧制長岡
2-p292 偏光顕微鏡(polarizing microscope)
図書: 対物レンズの前に偏光子を置き,試料を透過したとあと後に検光子を備えた顕微鏡である。岩石や鉱物などの組織を観察する場合に力を発揮する。 
旧制長岡
2-p297 位相差顕微鏡(phase microscope)
図書: 普通の顕微鏡では,透明な媒質(例えば水)の中にある透明な試料の観察はコントラスト欠如のため識別できない。ここに位相差顕微鏡が活躍する。この顕微鏡のポイントは回折光の位相を調整し直進光と干渉させることにある。位相板は複屈折性を持たせた波長フィルムを用いて作ります。 
T.13.12.19
\918
旧制長岡

3巻: 電気と磁気,電子とX線,量子と原子,時間と空間
巻とページ:教科書「物理学」の巻とページ
ページ 実験器具(拡大) 器具名と説明 備考(購入価格など)
3-p1 帯電(electrification)
図書: 次の任意の2つを摩擦すると前者は(+)に,後者は(-)に帯電する。
(+)猫皮,ガラス,毛布,羽毛,材木,紙,エボナイト,封蝋,絹,琥珀,硫黄(-) 
旧制長岡
3-p4 電気盆 (electrophorus)
図書: 静電誘導により多量の電荷を集める器具 
旧制長岡
3-p42 はく検電器
中学校の理科教室にもある代表的な検電器。
旧制長岡
3-p42 箔(はく)検電器 (leaf electroscope)
図書: 開いたときの角度が読めるように工夫され,定量的な器具に進化している。
T.14.3.7
\45
旧制長岡
3-p43 象限電気計(quadrant electrometer)
図書: 現在,この「象限」電気計は耳にすることはない。しかしながら,歴史的にはCurie が放射線の電離作用を当時開発されたこの象限電気計を使って観察している。動作原理は,象限間のコンデンサーとその静電エネルギーにより微少な電位差や微少な電荷量が測定できる。 
T15.3.31
\316
旧制長岡
3-p65 伏角計(inclinometer)
図書: 地磁気の様子を調べるには不可欠な器具。 
T.14.3.31
\166
旧制長岡
3-p72 水平磁力の測定 振動磁力計
図書: 水平磁力の測定に用いる。棒磁石を振動させその振舞いから水平磁力が分かる。
T.15.3.30
\316
旧制長岡
3-p72 水平磁力の測定 フレの実験装置
図書: フレの角を測定する。地磁気の様子を調べるには不可欠な器具。 

旧制長岡
3-p109 ビスマススパイラル (Bismuth spiral)
図書: 磁気抵抗効果(magnetoresistance effect)は現在でも興味深い研究対象の1つである。この器具はこの原理を用い,抵抗の変化により磁場の強さを測定するセンサーである。

旧制長岡
3-p115 ホイートストーンブリッジ(Wheatoston's bridge)
図書: 電気抵抗を測定するための計器である。このブリッジは電位差が精密に測定できることに基づき考案された。 
S.5.3.31
\110
旧制長岡
3-p116 抵抗箱(registance box)
図書: 昔の実験室にはこの抵抗箱がいくつもあったが,現在は使われることが無くなってしまった。
T.14.11.11
\105
旧制長岡
3-p116 標準抵抗器(standard registance)
図書: 標準抵抗器を使う場合,この抵抗を発熱させてはいけない。その他にも標準器の取扱いを守ることが大切である。
T.14.11.11
\55
旧制長岡
3-p120 標準電池 (Standard cell) カドミウム標準電池
図書: 標準電池は「起電力の値」が命であるから,この種の電池から電流を取り出すことをしてはならない。この写真のように中身が見えるわけではない。
旧制長岡
3-p132 熱電推 (Thermoelectric pile)
図書: 現在の温度測定に用いられる熱電対は主に金属・合金を用いたものが主流であり,このセンサーのようなBi-Sbを用いたものは使われなくなった。
S.3.2.4
\15
旧制長岡
3-p192 正接検流計(tangent galvanometer)
図書: 現在では,この「磁針」を用いた検流計は使われることがなくなった。測定原理は磁針のフレ角がコイルに流れる電流に依存することによる。 
S.14.3.29
\85
旧制長岡
3-p194 ダルソンバール検流計(Darsonval's galvanometer)
図書: 可動コイル検流計の1種であるが,現在では使用されることはない。 
T.15.3.31
\316
旧制長岡
3-p201 反照電流計
鏡の反照を利用し,微少電流が拡大し読めるようになっている。
T.14.3.28
\486
旧制長岡
3-p201 電流計
型番DC5A MP-3の可動コイル型と呼ばれるタイプの電流計である。
S.15.10.7
\79
旧制長岡
3-p201 電流計
トムソン氏
S.3.1.9
\290
旧制長岡
3-p204 電力計 (Wattmeter)
図書: 電力計には,瞬間電力計と積算電力計に分けられる。家庭用のものは積算電力計である。
T.14.9.10
\265
旧制長岡
3-p236 周波計 (Frequncy meter)
図書: 現在の周波を測定する装置(周波数カウンターという)は,非常な高精度で周波数を測定することができる。測定原理や回路も全く異なるものである。当時の装置とは隔世の感がある。
T.15.2.17
\165
旧制長岡

教科書「物理学」に記載されていない器具。
No. 実験器具(拡大) 器具名と説明 備考(購入価格など)
4-59 ダイアルゲージ(dial gauge)
長さや厚さの測定量を指針の回転に変えて目盛板で読むことができる。突き出たスピンドルは被測定物に一定の圧力となるようバネで押されており,高精度で測定できるようになっている。
S.16.6.6
\40
旧制長岡
4-16 回転計
回転数を機械的に測定することができる。
T.14.3.28
\105
旧制長岡
4-17 傾斜器(clinometer)
折尺型
土地の傾斜角や地層の走向・傾斜角などを測る器具。水準器では測れない傾斜角を確認する目的で購入したものと思われる。
S.5.3.31
\14
旧制長岡
4-68 ペンタグラフ
S.4.5.31
\45
旧制長岡
4-70 楕円コンパス
文字通り楕円をきれいに描くことができる。直交する2定直線上に両端をおく定長線分を定比に分ける点の軌跡は楕円になる原理に基づく。
S.4.5.31
\45
旧制長岡
4-71 コッペ氏コマ
S.5.8.1
\150
旧制長岡
4-72 フーコーの振子
フーコーは地球の回転を証明するフーコーの振子で有名であるが,渦電流の発見やレンズの収差の研究でも有名。
T.15.3.30
\58
旧制長岡
4-73 ミニメーター
S.17.1.8
\350
旧制長岡
4-2 ヘリオスタット(Heriostat)
太陽光導入装置でゼンマイ式で鏡が太陽の動きを追って動いてゆく。
T.15.12.5
\550
旧制長岡
4-9 波形分析器
野口式
T.14.12.21
\353
旧制長岡
4-74 振動試験器
メルデ式
T14.3.31
\40
旧制長岡
4-75 楽音波動組合せ記録装置
S.13.3.29
\250
旧制長岡
4-8 放電叉
T.15.3.5
\4
旧制長岡
4-19 マイクロメータホルダー
S.13.4.16
\105
旧制長岡
4-36 燐光体 七種
S.3.10.31
\13.50
旧制長岡
4-54 スペクトル管 支持台付(活栓二ヶ付)
S.4.12.17
\20.00
旧制長岡
4-55 感光計
エダーヘヒト
S.7.6.6
\21
旧制長岡
4-57 螢光体 十本組
S.3.10.31
\12.5
旧制長岡
4-58 ダブルマグネットマーカー
S.17.5.2
\24
旧制長岡
4-21


旧制長岡
4-27 日本魔鏡
日本魔鏡で光を反射させると「高」という文字が現れる。
S.2.6.27
\10
旧制長岡
4-34 ミクロメーターオクラー
T.13.10.13
\24
旧制長岡
4-10 セキスタント
T.14.11.9
\180
旧制長岡
4-22 絞り
光の量を調整したり,その一部を取り出すのに用いる。


旧制長岡
4-23 透過計
ベノア氏 X線用
Al製でできており,写真フイルムと組み合わせ,X線の透過量が分かる。
S.10.6.12
\7
旧制長岡
4-77 除振架台
S.5.2.22
\55
旧制長岡
4-66 固体膨張係数測定装置
柏木式
S.2.3.31
\80
旧制長岡
4-67 抵抗寒暖計
横河製
S.6.12.4
\290
旧制長岡

(S.Harada & Photo by M.Iwasaki)