Museum of Niigata Univ. Phys. & Eng.

旧制学校時代の実験器具(物理関係)の説明で引用した文献図書

旧制学校時代の実験器具(物理関係)の説明で特に基本となる引用文献について紹介しました。

物理学 佐藤瑞穂著 昭和25年(1950年) 培風館:
 この図書は新制大学の一般教養科物理学の教材として編纂され,その後,昭和32年に物理学1,2,3として整備・刊行されました。

各巻の内容は以下の通りです。
 (1)量と測定,力学,物性,熱学
 (2)振動,波動,音響,光学
 (3)電気と磁気,電子とX線,量子と原子,時間と空間

本書で引用されている実験器具の大半が新潟大学の前身の旧制学校の実験器具(物理関係)の中に整備されていました。

(S.Harada)