ページ | 実験器具(拡大) | 器具名と説明 | 備考(購入価格など) |
1-p5 | メートル原器(prototype metre) 説明:「メートル」の定義と歴史 メートル原器のレプリカである。1メートルの長さだけが刻印されていることが分かる。 現在は「決められた時間での真空中の光の速さの進む距離」で定義され普遍性が得られるようになった。 |
S.7.6.22 \100 旧制長岡 |
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1-p7 | キャリパー (caliper) 図書: 工場等では俗にノギスという。色合いからも分かるが,物体を挟む部分と尺の部分の材質が異なっている。主尺・副尺は温度の変化で伸縮しないインバー合金が用いられているが,物体を挟む部分は安価な鋼鉄材料が使われている。 |
S.14.2.17 \10 旧制長岡 |
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1-p8 | マイクロメータ (micrometer) 図書: ラチェットの部分(説明図E)は「すべり」を利用したものになっている。また、副尺は100目盛りとなっている。現在のラチェットは物体を挟む力を一定にしようとする工夫がされており,副尺も50目盛/1回転となっている。 |
旧制長岡 | |
1-p9 | 球面計 (spherometer) 図書: レンズなどの球面の曲率半径を測定する。 |
T15.6.10 \66 旧制長岡 |
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1-p10 | コンパレータ (comparator) 図書: 相接近した2本の線状の間隔などを測定するために作られた。 |
S.4.2.25 \994 旧制長岡 |
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1-p10 | カセトメータ (cathetometer) 図書: 目標を望遠鏡内の十字線に合わせることで,2点間の「垂直距離」を測ることができる。望遠鏡を「垂直」に移動することが測定のポイント。 |
S.15.6.25 \1,100 旧制長岡 |
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1-p11 | kg原器 (unuit of mass) 説明:「キログラム」の定義と歴史 kg原器のレプリカである。このkg原器は1889年の第1回総会で定義・承認され,現在に至っている。当時のメートル原器と同じ材質Pt90重量%Ir10重量%合金で作られた。 |
S.7.6.22 \40 旧制長岡 |
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1-p14 | 分銅 精密天秤の分銅。保存状態の良いものを残している。 |
旧制長岡 | |
1-p14 | 天秤 調剤用5kg 大型の天秤である。専用の分銅もまた大きい。 |
T.14.1.29 \46 旧制長岡 |
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1-p18 | ストップウオッチ (stop watch) 説明: 「時間」の定義と歴史 経過時間の測定に不可欠なものでした。1967年の第13回総会まで,時間の定義は天文観測を基準として定義され,時間の単位である「秒は地球の自転」による定義が用いられていた。シュシッド製 |
S.4.3.8 \60 旧制長岡 |
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1-p18 | デッキウオッチ 一般には見慣れない時計である。船舶用のデッキウオッチと思われる。 |
T.14.119 \140 旧制長岡 |
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1-p18 | 時計 懐中時計。昔はある大学ではこの「金時計」や「銀時計」は首席の証となっていた時代もあった。 |
旧制長岡 | |
1-p20 | メトロノーム (metronome) 図書: 音楽などで一定の時間ごとに音で合図することが一般であるが,この器具の場合には電気的な信号も取り出せるようになっている。 |
T.13.12.1 \17 旧制長岡 |
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1-p33 | 経緯儀 (theodolite) 図書: 2点間の水平および垂直の「角距離」を測る。本体を「水平」に設置することが測定のポイント。 |
S.2.10.15 \320 旧制長岡 |
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1-p34 | 面積計 (planimeter) 図書: 面積を測る場合には、現在でも使われている。測定の基本原理は「積分法(数学)」にある。極(O点)が測定する面積の外に置くか、内側に置くかで補正が必要となる。この他、面積を測定する方法として均質な紙を切り抜きその重さから求める方法などがある。 |
旧制長岡 | |
1-p194 | ジャイロスコープ (gyroscope) 図書: 物体の回転運動の理解には,回転の運動エネルギーと角運動量の概念を理解することが重要で,ジャイロスコープは最適な教材である。 |
T.14.3.31 \32 旧制長岡 |
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1-p229 | 浮秤 (areometer or hydrometer) 図書: この器具は標準浮力計であり,全セットがそろっている貴重なものである。 |
T14.10.6 \110 旧制長岡 |
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1-p283 | 寒暖計(thermometer) 図書: この器具は標準寒暖計であり,全セットがそろっている貴重なものである。 |
旧制長岡 |
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2-p99 | プルフリヒ屈折計(Pulfrich's refractometer) 図書: 光の全反射の関係を利用して透明な固体や液体の屈折率が測定できる。 |
T.14.11.24 \259 旧制長岡 |
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2-p99 | 屈折計 アッべ氏(Abbe) 物質の光に対する屈折率を測定する装置で,屈折率が既知の物質と光学的に接触させ,その境界面での全反射を利用して測定するもので,アッベ,プルフリヒなどがある。アッベは液体や粘性体の屈折率の測定に用いられる。Ernst Abbeはカール・ツァイス社で多くの科学的な業績を残したことでも知られている。 |
T.14.3.3 \558 旧制長岡 |
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2-p102 | プリズム(prism) 図書: 光の分散(スペクトル)が観察できる楽しみがある。 参考:プリズムの分解能 |
旧制長岡 | |
2-p102 | プリズム(prism) 大型 台付 図書: 大型のプリズムで見る分散光(虹)はきれいです。恐らくこれを見せるために教材用に購入したものと思われる。 |
S.5.12.19 \7 旧制長岡 |
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2-p102 | プリズム 岩塩(rock salt) 岩塩の性質:劈開面は(100),脆く硬さも2.5で水分に弱い。赤外領域の分散用プリズムとして用いられる。 |
S.5.1.13 \33 旧制長岡 |
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2-p102 | プリズム 水晶 水晶は紫外線領域の分散用プリズムとして用いられる。旋光性の影響をなくするため右水晶と左水晶を張り合わせたCornuプリズムがある。 |
S.9.1.9 /20 旧制長岡 |
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2-p102 | プリズム 大 分散用のプリズムとしては頂角が60℃のものが多い。可視光線に対しては分散の大きいフリント系の光学ガラスが用いられる。 |
旧制長岡 | |
2-p102 | プリズム(prism) 定偏角 プリズムは用途により大きく3種類に分けられる。分散を利用して光を分ける,全反射を利用して光の進行を変える,偏光を作るために用いるである。定偏角は分散用で,すべての波長の光に対して一定の最小偏角をもつようにしたものである。Abbe, Pellin-Broca, Cornuなどがある。 |
旧制長岡 | |
2-p102 | Projektions Prism 射影用のプリズム。旧工学部物理教室には工学系の機器が多くあった。 |
旧制長岡 |
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2-p117 | レンズ(lens) 図書: 光学百種実験器具GS式で凸レンズや凹レンズを含めいろいろな種類がそろっている。カメラなどにはこれらのレンズを巧みに生み合わせたり表面処理をして用いられる。これは球面収差,歪曲収差や色収差などを無くすためである。 |
S.11.2.10 \87 旧制長岡 |
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2-p117 | レンズ クオルツ 水晶は紫外線領域に用いられる。 |
S.16.12.27 \43 旧制長岡 |
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2-p154 | 直視分光器 (direct vision prism) 図書: ハンドヘルドタイプの小型の分光器であり,眺めているだけで楽しめる。 |
S.4.10.4 \110 旧制長岡 |
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2-p154 | 直視分光器 (direct vision prism) 図書: ハンドヘルドタイプの小型の分光器であるが,色紙などの分光に使用するものと思われる。 |
T.13.10.6 \39 旧制長岡 |
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2-p179 | 顕微鏡 金属表面検査用 金属表面を検査するための,いわゆる拡大鏡である。 |
T.14.10.22 \50 旧制長岡 |
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2-p179 | 懐中顕微鏡 携帯用の顕微鏡である。野山で本領を発揮する。 |
T.14.2.16 \25 旧制長岡 |
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2-p179 | スピンサリスコープ |
旧制長岡 | |
2-p235 | マイケルソンの干渉計 (Michelson's Interferometer) 図書: 光源より出た光波をガラス板によって互いに垂直の2方向に分け、これらをそれぞれ平面鏡で反射させてから再び会合させて干渉縞を作らせる。 |
旧制長岡 | |
2-p237 | ルンマーゲールケ板 (Lummer-Gehrke-Plate) 図書: スペクトル線の間隔を広げて観察するために用いるものである。すばらしい工夫である。 |
旧制長岡 | |
2-p248 | 回折格子用台 回折格子をセットする台である。 |
S.13.3.29 \24 旧制長岡 |
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2-p258 | 階段格子 (Echelon grating) 図書: この格子は,Wood(1910)の考案によるもので,Alの蒸着膜に溝を切る方法で発達するようになった。赤外領域に主に用いられる。 |
T.14.9.10 \213 旧制長岡 |
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2-p274 | 方解石(calcite) 図書: 方解石を通して物体を見ると通常2重(複屈折)に見える。これは方解石の結晶構造と深く関係している。この方解石もある特殊な方向(光軸)から見るとこうした複屈折は認められない。 |
旧制長岡 | |
2-p274 | 波長板 1/4 光の位相を変えるためのもの。 |
T.14.7.13 \25 旧制長岡 |
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2-p274 | 水晶板 |
T.15.11.13 \50 旧制長岡 |
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2-p280 | ニコルプリズム (Nicol's prism) 図書: プリズムは用途により大きく3種類に分けられる。分散を利用して光を分ける,全反射を利用して光の進行を変える,偏光を作るために用いるである。ニコルプリズムは偏光を作るために工夫された。 |
T.13.10.3 \88 旧制長岡 |
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2-p283 | ネーレンベルグの偏光器(Nerrenberg's polariscope) 図書: 偏光現象を観察する器具の1つである。偏光子と検光子をガラス板としている。 |
S.13.3.26 \35 旧制長岡 |
ページ | 実験器具(拡大) | 器具名と説明 | 備考(購入価格など) |
3-p1 | 帯電(electrification) 図書: 次の任意の2つを摩擦すると前者は(+)に,後者は(-)に帯電する。 (+)猫皮,ガラス,毛布,羽毛,材木,紙,エボナイト,封蝋,絹,琥珀,硫黄(-) |
旧制長岡 | |
3-p4 | 電気盆 (electrophorus) 図書: 静電誘導により多量の電荷を集める器具 |
旧制長岡 | |
3-p42 | はく検電器 中学校の理科教室にもある代表的な検電器。 |
旧制長岡 | |
3-p42 | 箔(はく)検電器 (leaf electroscope) 図書: 開いたときの角度が読めるように工夫され,定量的な器具に進化している。 |
T.14.3.7 \45 旧制長岡 |
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3-p43 | 象限電気計(quadrant electrometer) 図書: 現在,この「象限」電気計は耳にすることはない。しかしながら,歴史的にはCurie が放射線の電離作用を当時開発されたこの象限電気計を使って観察している。動作原理は,象限間のコンデンサーとその静電エネルギーにより微少な電位差や微少な電荷量が測定できる。 |
T15.3.31 \316 旧制長岡 |
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3-p109 | ビスマススパイラル (Bismuth spiral) 図書: 磁気抵抗効果(magnetoresistance effect)は現在でも興味深い研究対象の1つである。この器具はこの原理を用い,抵抗の変化により磁場の強さを測定するセンサーである。 |
旧制長岡 |
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3-p115 | ホイートストーンブリッジ(Wheatoston's bridge) 図書: 電気抵抗を測定するための計器である。このブリッジは電位差が精密に測定できることに基づき考案された。 |
S.5.3.31 \110 旧制長岡 |
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3-p116 | 抵抗箱(registance box) 図書: 昔の実験室にはこの抵抗箱がいくつもあったが,現在は使われることが無くなってしまった。 |
T.14.11.11 \105 旧制長岡 |
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3-p116 | 標準抵抗器(standard registance) 図書: 標準抵抗器を使う場合,この抵抗を発熱させてはいけない。その他にも標準器の取扱いを守ることが大切である。 |
T.14.11.11 \55 旧制長岡 |
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3-p132 | 熱電推 (Thermoelectric pile) 図書: 現在の温度測定に用いられる熱電対は主に金属・合金を用いたものが主流であり,このセンサーのようなBi-Sbを用いたものは使われなくなった。 |
S.3.2.4 \15 旧制長岡 |
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3-p192 | 正接検流計(tangent galvanometer) 図書: 現在では,この「磁針」を用いた検流計は使われることがなくなった。測定原理は磁針のフレ角がコイルに流れる電流に依存することによる。 |
S.14.3.29 \85 旧制長岡 |
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3-p201 | 電流計 型番DC5A MP-3の可動コイル型と呼ばれるタイプの電流計である。 |
S.15.10.7 \79 旧制長岡 |
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3-p201 | 電流計 トムソン氏 |
S.3.1.9 \290 旧制長岡 |